質問も今回は実際に僕(20代)が転職活動で何社か面接を受けた中で、共通の質問のみを紹介しますので、初めての転職の方でも面接の準備がしっかりできます。
初めての転職活動をする人ほど、面接で面接官からどんな質問をされるか分からないですし、不安と緊張で当日に焦ってしまいますよね。
そんな初めて転職活動をする人が不安や緊張・焦りを解決する為には「面接雰囲気と聞かれる質問」を想定して用いてあらかじめ準備する事が必要です。
この記事では、実際に僕が転職をして「中途採用面接の雰囲気と面接で聞かれた質問の回答例」」をご紹介します。
はじめに
僕自身は突出した実績や、大手企業で働いていた経歴はありません。
しかも、新卒で入社した会社を3年ちょっとで転職をしています。
つまり、どこにでもいる平凡なサラリーマンでした。
けれど、20代でどこにでもいるサラリーマンでも転職ができたので、ちょっとでも同じ年代の転職で悩んでいる人の一助になれば幸いです。
ご縁は必ずあるはずです。
実際に僕はどこにでもいるサラリーマンでしたが、異業界・異業種・年間休日120日以上・完全週休2日制、年収100万円UPしました。
ちゃんと自分と向き合って準備をすれば良い方向に進みますので、しっかりと準備していきましょう!
20代で初めて転職する人に知って欲しい事:転職の面接は新卒の面接と全然違う
これは頭の片隅に入れて置いてほしいのが、僕が受けた企業では新卒の時の様な面接とは全く異なるものでした。
異なった部分としては大きく2点あります。
第二新卒以降の人の面接の雰囲気
新卒の時の様なちょっと堅苦しい雰囲気ではなくて、僕が受けた企業はむしろ全部和やかな雰囲気でした。
ざっくりとした言い方をすると雑談をしている様なテンポで面接が進んでいきました。
面接官が場の雰囲気を和やかにして、面接者の取り繕った様子を取り除く狙いがあるのかも知れません。
その点は新卒の時よりかは随分とリラックスして挑めるかと思います。
転職時の面接の進み方
もう一つ新卒の異なる点は、履歴書の他に職務経歴書というのを用いて面接が進みます。
新卒の時は、履歴書から質問があったかと思いますが、転職の時の面接では職務経歴書からの質問が大半です。
なので、雰囲気は和やかですが、企業は特に前職での取り組みやその成果はしっかりと質問の中でも確認してきますので、こちらにも準備が必要です!
そうはいってもご自身の取り組みを、面接でどの様に面接官に伝えれば効果的か悩むかと思います。
そんな方は、企業に応募する前に転職エージェントに絶対に登録しておくのがおすすめです。
あなたの希望の求人を紹介してくれるだけではなくて、職務経歴書の書き方までしっかりと丁寧に教えてくれますので使わない手はないです。
実際に僕も担当のキャリアアドバイザーと何度も擦り合わせをしました!
迷ったら登録しておくと安心ですね!
転職の時に実際に面接で受けた質問
ここからは、いざ書類選考が通った後の面接で受けた質問と僕の回答例の内容を紹介します。
実際に何社か受けた中で共通していた部分だけ紹介しますので、準備して置いて損しないですよ!
なぜこの大学・学部を選んだの?
これは面接の一次面接でよく聞かれました。
僕が、まだ20代だから職務経歴書からでは遡ぼって知るには情報が少ないからかも知れません。
また、面接の序盤で聞かれる事が多かったので、緊張をほぐす為の質問という意図があるかも知れませんが、明確に自分の意思で選んだ事を伝えて損はないですね。
自宅から通える範囲の大学で且つ、経営学部に興味があったので選びました。
経営学部に興味を持った背景には〇〇の経験から興味があったからです。
ここから、大学の話に派生して部活動は?アルバイト?など、学生時代もある程度聞かれました。
なので、年の為高校時代くらいからご自身の事を振り返っておくと良いですよ!
前職ではどんな事をしていたの?
いよいよ職務経歴書の情報から面接官からいくつか質問がきます。
これは、一次面接・二次面接など、選考が進んでいったとしても聞かれる重要な点です。
自分をよく見せたいあまり誇張して伝えると後で辻褄が合わなくなりますのでここでは注意してください。
僕は以下の点を回答する時に注意していました。
- 異業界、異業種から志望しているので専門用語は一切使わない
- 課題に対しての取り組みと成果はセットで簡潔に
- 成果は売上金額だけではなく、部署での予算や売上構成比率も伝える
全く違う畑に飛び込みたい人は、前職の専門用語を使うのは避けて一般的な言葉で伝えるのがベストです。
課題に対しての取り組みと成果をバラバラに話すと、結局どの取り組みが成果に繋がったのか面接官は分からないです。
ましてや、だらだらと説明されると聞く方は疲れてしまいますので簡潔に!
また、成果の部分で売上金額だけを伝えても業界によってはそれが多いのか少ないのか分かりません。
せっかくのあなたの成果を、適切に伝える為にも、部署での売上構成比率も伝えてあげると、伝わりやすいですよ!
回答例
- 前職では〇〇部署で全国に全30店舗ある直営店を本部から店舗運営・売上管理・販促(職種)を約3年間担当しておりました。
- 当時課題としては△△が需要予測とは異なり、部署としては売上が鈍化していました。
そこで僕はこの課題に対して□□の販促を行う提案をして、さらに他部署にも協力を促しました。 - 結果、△△は需要が回復し、僕の担当として年間★★億円(部署売上構成比30%)を達成する事ができました!
僕みたいな平凡な人でも、振り返ってみるとこういった経歴が出てきましたが一人では難しいかったです。
その点、本当に転職エージェントと面談の時に、色々とヒアリングをしてくれてご自身の強みである経歴を引き出してくれるのでおすすめですよ!
なぜ転職するの?と志望動機
この質問も必ず聞かれました。
当たり前ですが、誰しも転職する必要がある訳ではないし、今あなたが属している企業を離れる明確な理由があるはずです。
しかも、企業も採用するとなると給料を払うので何百万円を掛かります。
そりゃあ、かなり慎重になりますよね?
しかも、異業界・異業種に転職となると、今までの経歴がどの様に活かせて企業としては採用メリットがあるのかを一層明確に伝えなければいけないと思います。
僕は転職のきっかけと志望動機を合わせて1分前後にまとめていました。
きっかけは僕が転職をしたプロセス紹介で記事にしていますので合わせてみてください。
こればかりは、ご自身の言葉で面接を受ける企業への採用メリットと想いを伝える必要があります。
逆に言うと、明確な理由を話せないのであれば今いる企業に残る選択は大いにありです。
自分としっかりと向き合って、誇張せず、等身大のあなたで挑んでくださいね。
逆質問について
これは、今まで一方的にあなたについて企業が知りたいから聞いてきましたが、今度はあなたが知りたい情報を聞く番です。
職場環境や福利厚生・残業時間とかも聞いていましたが、その他では、以下の事を聞いていました。
- ネットにニュースが出ていたら、そこから知りたい事
- 面接官が中途入社であればなぜこの企業を選んだのか?
ネットにニュースが出ている事はよくあります。
そこから、あなたが分からなかった事・もっと知りたい事を企業も伝えられる範囲であれば教えてくれるでしょう。
もう一つが、もし面接官の人も転職で入社している人であれば、入る時期が違えど、面接を受けているはずです。
そこで、この企業を選んだ理由を教えてもらえれば、今後一緒に働くかもしれない人がどんな人なのか知るきっかけになりますよ!
最後に
実際に僕が転職した時の「面接の雰囲気と面接で聞かれた質問の回答例」をご紹介しました。
※もう一度お断りしておくと、あくまでも僕が受けた企業の中で共通していた質問です。
絶対にこれだけ!という事ではありませんのでご了承ください。
とは言え、事前にどんな内容の質問がくるのか知っているのと知らないとでは準備できる質が違います。
僕は、最初の頃は何度も1回の面接で落ちてしまいました。
書類選考を含めたら決してスムーズとは言えません。
だからこそ、これを最後まで読んで下さった皆さんには、1つの企業とのご縁を大切にしてほしいと思い記事にしました。
何度も言いますが、一人で全部やり切ろうと考えずに、転職エージェントを使う方が賢明です。
この記事が皆さんの転職活動で少しでも良い方向に進むきっかけになれば幸いです。